府中本町駅から徒歩0分の好立地!
場所はこちら。
「国史跡 武蔵国府跡」という石柱があります
府中本町の駅からすぐ。また、巨大なマンション「ザ・ミレニアム フォート府中御殿坂」のすぐ近く、です。長年発掘調査をしてましたが、整備されて、公園ができたんですよね。でも、府中街道をクルマで通ったりすると、ちょっと眺めたことはありますが、中に入ったことはありませんでした。
平成30年3月16日にこちらの石柱は立てれたようです。つまり、2018年にはできていたんですね。
ですが、調べてみたら、この「国司館と家康御殿史跡広場」としてグランドオープンしたのは、2018年11月25日のようです(府中市ホームページの情報)。
この名称からもわかる通り、この場所は、奈良時代から平安時代にかけて、武蔵国の中心地であっただけでなく、徳川家康の府中御殿跡があった場所でもあるんですね。ほんとにいいところですよね。すごい!
ちなみに、府中御殿は、1590年に建てられ、1646年に焼失したもので、富士山が見える景勝地に建てられた御殿だったようです。家康、秀忠、家光が鷹狩や鮎漁をした際に休憩(御茶屋)や宿泊をしたところ、とのこと。ここから、多摩川へ至る水を汲むための道は「御茶屋街道」と呼ばれているんだそう。
けっこう広くて、のんびりできる感じ、なのがいいです。夕方になりかけていた時間帯でしたが、それも、よかったです(後述)。
国司館復元展示もあります!
この模型は、8世紀前半の頃の、国司が赴任してきた時の儀式を再現しているんだそう(10分の1サイズとのこと)。こうやって見てみるとイメージが湧きますし、しかもこのあたりで、こういう儀式が1300年も前に実際に行われていたのか!? と思うと、とても感慨深いです。いやほんと。何気なく立ち寄りましたが、そういう気持ちになりました。
説明によると、VR映像の「武蔵国府スコープ」も合わせてご覧ください、と書かれていましたが、昨年10月ごろに訪れた際には、残念ながら、新型コロナウイルス感染防止のため、「VRの貸し出しを休止しています」という張り紙が出ていました。
なので、残念ながら映像を見ることはできませんでした。が、こちらの管理事務所に一応、入ってみました。
すると、中にも…
このような写真が展示されていたり、してました。
この時は見れませんでしたが、VRの説明も…。
ちなみに、夕日の輝く、この建物の模型は、同じ木材でできているんだとすると、この10倍のサイズで夕日に輝いていたってことですね。
それは、当時もとてもきれいだったことでしょうね。
なお、看板によると…
…というようなこともわかって、とてもためになりました。たまたま、夕方だったせいか、なんだか、のんびりした気分になりました。
・国司館と家康御殿史跡広場オープンしました(府中市ホームページ)
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/bunka/bunka/maizo/kokusinotachi-ieyasugoten.html
ちなみに大國魂神社の東側の一角にも「武蔵国府跡」という一角があります。老舗イタリアンの「モナムール」の横の道を奥に入ったところです。こちらも整備されていて、やはり同じように赤い柱が立っています。
・国史跡武蔵国府跡(府中市ホームページ)
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/bunka/bunka/maizo/kokuga.html